MG 1/100 ストライクフリーダム(塗装編)



■ホワイト部(外部装甲など)

まず、サーフェイサー(以下サフ)をエアブラシで吹きます。
・画像ように外部装甲をフレームに取り付けた状態で、サフを吹き付けます。

外部装甲を取り外しする際に塗膜がこすれてフレームのゴールドに白が付くことを避けたかったため、
サフが届かない所(外部装甲で見えない部分は)塗装を省きます。



乾燥の様子です。


乾燥後、表面をチェックし、ホコリやキズなど気になるたところにもう一度、目の細かいペーパーをかけます。



白の塗料の調色をします。目盛付きのビンに入れ、スポイトで調色します。

○F=フィニシャーズ
・Fファンデーションホワイト10ccに対して、Fピュアホワイト50滴 + Fピュアブラック5滴。




■スミ入れ

次に、スミ入れです。エナメル塗料を溶剤で薄めて筆で流しています。分かりやすいように大げさにはみ出しています。


はみ出した部分は綿棒などに溶剤を付け拭き取ります。


・1パーツ1パーツ丁寧にスミ入れをしていきます。


最後にガイアノーツのEXフラットクリアーを吹き、白の部分は終了。

グレー部(レールガンなど)

レールガンなどは兵器らしく重圧感がほしかったので、グラデーション塗装をすることにします。
まずはサフ。サフにFピュアブラックを混ぜました。(サーフェイサーをスポイト1杯に対して、Fピュアブラック15滴)


吹き付け。


ホワイトと同様にサフチェック後、目の細かいペーパーで処理。もう一度サフを吹き付けます。

 
次にグラデーションをかけます。パーツの中央を中心に吹き、影をつけていきます。
・2層目に使った色は、全てクレオスの塗料を使いました。

(ニュートラルグレーにスポイト1杯に対して、ミディアムブルー15滴 + シルバー2滴)です。

この後、クリアー → スミ入れ → EXフラットクリアーをし、グレー部終了。


フチの部分はマスキングし、シルバーを吹いた後にクリアーレッドを吹いています。



■レッド部(アゴなど)

レッド部はFピュアレッドの上からクリアー + クリアーレッドをコート。
その後、
スミ入れ → EXフラットクリアーで終了。


■ブルー部(ドラグーン、足など)

サフ後、ブルーの調色です。
○F=フィニシャーズ  C=クレオス
Fスーパーファインコバルト10ccに対して、
Fファンデーションホワイト40滴 + Fピュアブルー40滴 + 蛍光ピンク55滴。



薄く吹き付けていきます。
この後、クリアー → スミ入れ → EXフラットクリアーをし、ブルー部終了。


■メタリック部(ライフルなど)

Fピュアブラックを吹きます。


3層目。メタルブラックにシルバーを少量入れ調色したものを吹きます。
 下に吹いたブラックが効いているので、薄く吹きグラデーションをかけたい部分にはグラデーションを。


4層目。メタルブラックのギラつきを抑えるのと塗膜保護のため、Fシルバーパールリキッドを吹いてメタリック部は終了。
3層目の画像と比較すると落ち着いた色になっています。


■ゴールド部(フレーム)
・フレーム部は、ストライクフリーダムを製作するにあたって一番塗装にこだわりたかった部分です。
 大変な作業になることは分かっているので、諦めず頑張りたいと思います!!



フレーム部は4、5層重ねるつもりなのでサフを吹きません。まずはFピュアブラックで全体を統一します。


パーツはまとめて吹かず、細かくパーツ単位で分けて塗装します。これだけで片足、片腕のフレームです。
 手前の四角い物はカラーテスト用のプラ板。



3層目はマジョーラのマゼラン(光によりゴールドからシルバーに色が変化)を使用。光や見る角度によって色が変化します。


マジョーラカラーは1本2000円もする塗料です。


乾燥後、綺麗な発色になるように、もう一度マゼランを吹きます。パーツ数が多くて大変です。
マジョーラを吹くだけで、約2時間かかっていました。これともう片腕、片足、翼のフレームもあるので気が遠くなります。

この後さらにクリアーを吹きます。
ゴールドの部分だけで2日かかりました。


■マスキング

マスキングの様子。溝をツマヨウジでなぞり、デザインナイフを押すようにして切っていきます。


ピンセットを使います。


もう片方のマスキングも同様に行います。
右が塗装後の画像。スミ入れは、必要だと思った部分だけにしています。肩アーマーの裏はスミ入れしていませんがスミ入れしたように見えます。


・独特のゴールドになりました。


■ブラック部(ボディ、翼など)

今まで通りサフ吹きし、サフチェック。
マスキングし、Fピュアブラックを薄く吹き、色を付けていきます。
次にFピュアブラックとマジョーラのトラペジウム(マゼンダ(紫?)からゴールドに変化)を混ぜたものを重ねます。
・この後、クリアーを吹いてブラック部終了。


■その他(オプション)

クリアーパーツはまず、メタルプライマーを吹いて塗料の食い付を良くします。
右の画像がメタルプライマーです。


エッジを中心にクリアーにHGパール(ゴールド)を混ぜたものを吹き付けます。
パール粒子の濃度は、スーパークリアー10ccに対して付属の軽量スプーンすりきり4杯を混合しています。


シールドの塗装画像。
上のクリアーパーツ同様、エッジにゴールドを吹き、クリアーに造形村のホワイトパールを混ぜたものを、
シールドの中央部にグラデーションをかけながら塗装(両面行っています)。

この後、クリアーを吹いて塗膜保護。シールドはさらにEXフラットクリアーを吹いて終了。
パール濃度は、スーパークリアー10ccに対して軽量スプーンすりきり7杯を混合。


・オプションパーツ終了。




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