マックスファクトリー 1/6  ガイバーT、V(製作)



1次サフを終了した状態からの説明になります。それまでの工程は

1.湯口やバリをデザインナイフでカット
2.大まかなパーツを瞬間接着剤で接着
3.パーツを洗浄
4.缶スプレーで一次サフ吹き


 
まず隙間の処理からです。エポキシパテを隙間に詰め、メンソレータムを付けたヘラで線を整えていきます。


次に気泡を埋めます。大きな気泡をエポキシパテで埋め、小さな気泡にはフィニッシャーズのラッカーパテを使用。


足にはオモリを入れ安定するようにしています。オモリが中で動かないよう粘土やパテで隙間を埋めます。

 
ここからが大変でした。パテ乾燥後、600番程度のペーパーや耐水ペーパーで素材を傷つけないよう処理していきます。

 
ガイバーVの画像です。画像でも分かるように線が多々ありました。このうような線も滑らかにしていきます。
気泡の処理をせず最初にサフを吹いた理由は、このような線が多々あり確認しやすくするためです。
表面には手の油やメンソレータムが付いていますので、この後もう一度パーツを洗浄します。


 
次に2次サフをエアブラシで吹きます。気になる箇所があれば上の作業を繰り返します。さすがに100%綺麗にすることは不可能です。目を凝らせばキリがありません。


2次サフまで完了した状態です。
最初の状態より大分マシになりました。ガイバーVはTより一回り大きいので苦労しました。ガイバーTはオークション出品予定です。


■塗装

まずブラックを缶スプレーで大まかに吹きます。細部の届かなかった部分はエアブラシで吹きます。塗料はラッカー系を使用しています。

 ガイバーV


 
ガイバーTの緑のようなミディアムブルーのような微妙な色の調色に苦労しました。
自分のイメージに少しでも近づくように、試行錯誤を繰り返しながらこれだけ沢山の色を混ぜて見つけ出すことが出来ました。

比率はミディアムブルー5ccに対して、
 ライトブルーをスポイト2杯 + エアスペリオリティーブルーをスポイト3杯 +
 クリアーグリーンをスポイト3杯 + 暗緑色を20滴 + ブラックを少量混ぜています。

なかなか発色してくれないのでエアブラシで薄く数回に分けて塗装しました。


次に紫の部分の塗装と言いたいのですが、撮った写真が手振れしていて分かりづらかったので墨入れの様子です。
エナメル塗料を専用のシンナーで薄めて、溝に流します。


 
メタル部分はチタンシルバーを使用。はみ出さないように慎重に。目はクリアーレッド+ホワイトを混ぜたものを。


最後に、なるべく色が剥げないようにクリアーコートを吹いて膜を張り、乾燥後、
その上からつや消しクリアーでつや消し仕上げにしています。サフ吹きも入れて5層塗膜構造です。










<ガイバーT完成品>



<ガイバーV完成品>



Copyright (C) 2012 sevenstail. All Rights Reserved.


inserted by FC2 system